auIDの統合時の注意事項
『auIDの統合』という方法を利用すると、回線契約によって発生するポイントなどが、
これまでどおりに契約者全体で利用ができ、auIDごとにバラバラにならずに済むように感じます。
しかしauIDの統合にはいろいろと弊害が発生します。
以下はヘルプでは細かいところまで書かれていないauID統合の注意点を抜粋したものです。
auID統合時にはしっかりと熟読し、理解したうえで利用する必要があります。
なお、このauID統合の影響等についての抜粋情報は、
2014/07/02現在のもので、随時影響内容等は更新されている場合があります。
各自、最新情報を確認したうえで、auIDの統合をご判断してください。
2014/07/12追記
誤って統合を行ってしまったあとに統合解除は原則行えませんが、
面倒ではありますが、統合解除(auID分離)は行えますのでご参考まで。
auIDの統合が利用できる条件
auIDの統合を利用できる条件については以下に記載されています。
複数のau IDを1つに統合するための… │ au Q&Aプラス
au IDを統合できる条件は以下の通りです。
- 統合する通信サービス契約のご契約名義、及びご契約者区分(個人/法人)が同一である必要があります。
- 1つのau IDに統合できる通信サービス契約は、au契約は最大10回線(デュアル5回線、デュアル+シングルあわせて10回線)、固定通信サービス契約(auひかり,auひかりちゅら,STB)の契約は最大1回線(解約済みの契約を含む)となります。
- 通信サービス契約が登録されていないau IDへの統合は1度のみできます。
なお、以下の場合はau IDの統合はできません。
- au契約に利用者が登録されており、ご契約者名義とご利用者名義異なる場合
この条件から、同一名義の回線契約が割り当てられていて、
1つのauIDに対して、統合をかけられるauID(回線登録)は10回線までが上限です。
回線非登録IDへの統合は行えますが、回線非登録auIDを統合元に指定して、
他のauIDに対して紐づけることはできません。
実際に回線非登録auIDを統合元に指定して、
回線登録auIDに統合を行うと、エラーとなって統合が行えません。
「2.auID統合情報確認」に表示される注意事項
auIDの統合時に列挙される注意事項の抜粋です。
auIDの統合には以下の注意事項に問題がないと思われる場合のみ実行するようにしてください。
【au ID統合時のご注意】
■今後ご利用になる「統合先」のau IDに関するご注意
- お客様情報について
ご契約住所・連絡先メールアドレス・暗証番号は統合先のau IDの情報となります。- 通信サービス契約の請求先について
au IDを統合した場合でも、通信サービス契約のご請求先は変更されません。- auかんたん決済のご利用について
au IDの統合によって、auかんたん決済のご利用限度額は、 基本的に「統合先」のau IDのご利用限度額に、「統合元」のau IDのご利用限度額を10万円を超えない範囲で加算した額となります。利用限度額変更の反映には、時間がかかる場合があります。「統合元」のau IDの当月のご利用料金は、今後ご利用になる「統合先」のau IDに引き継がれます。- auポイントのご利用について
auショップ等でのauポイントの利用は、手続きをされるau携帯電話の請求先になります。- auショッピングモール・au BrandGardenでのauポイントの利用は、選択中のau回線の請求先になります。au ID統合を行っても、auポイントの統合は行われません。auポイントの統合をご希望のお客様は、請求書の統合の手続きをお願いいたします。
- WALLET ポイントのご利用について
au ID統合時に、WALLETポイントは統合されますが、au ID統合後に統合元に付与されたポイントは統合されません。- 代表契約について
「統合先」のau IDの代表契約は変更されません。auかんたん決済の購入代金の合算先を変更したい場合は、au ID会員情報ページから代表契約変更を行ってください。■「統合元」のau IDに関するご注意
- au IDについて
au電話番号を、「統合元」のau IDで利用していた場合、「統合元」のau IDは自動的に「au電話番号+_(半角アンダーバー)+統合した年月日(西暦8桁)」となります。例)2013年2月1日の場合:080XXXXXXXX_20130201- au IDでのサービスのご利用について
「統合元」のau IDで利用されていたサービスは、今後ご利用いただくau IDでは継続してご利用できなくなります。- auかんたん決済でご利用の継続利用サービスについて
「統合元」のau IDで、auかんたん決済(通信料合算支払い)は利用できなくなります。「統合元」のau IDでauかんたん決済(通信料合算支払い)でお支払い頂いている継続利用サービスは自動退会となります。auかんたん決済(クレジットカード支払い)は、統合元のau IDでも、自動退会とならず継続されます。ご利用にならない場合は、解約手続きをおこなってください。- まとめてau支払いでご利用のサービス
auケータイにて、まとめてau支払いでご利用のサービスについては、au IDの統合を行っても課金は継続されます。 スマートフォンで、auケータイから継続してご利用頂いているサービスがある場合や、複数のauケータイで同一のサービスをご利用頂いている場合は、お客様にて、ご確認のうえ、解約の手続きを行ってください。- ※auケータイで引き続きサービスをご利用になる場合は、解約は不要です。
こうして、注意事項をざっと読んだだけだと、
概ね予想できる範囲で「統合元」のauIDが取り扱われるのだろうと感じてしまうところが、
このauIDの統合の怖いところですね。
「3.統合のご注意」に表示される注意事項
auIDの統合の過程で「3.統合のご注意」という画面が表示されますが、
その統合のご注意ではさらに細かく注意する必要のある、サービスやアプリへの影響が記載されています。
アプリの一覧などに関しては以下の投稿で引用掲載しておきます。
au™、au by KDDI、auロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
第4449667号、第4464105号、第4472337号、第4472338号、
第4494464号、第4531747号、第4814423号、第4836315号、
第5491501号
au WALLET™、au WALLETロゴはKDDI株式会社の登録商標です。
登録番号は以下の通りです。
商願2014-4475
公開日:
最終更新日:2014/07/12